Jupiter Diary

フロリダ州ジュピターでのトロピカル生活記録

MPFIのハロウィンパーティー 2017が開催された。
今年のEMチームのテーマは「Moana」 に決定し、各自衣装を準備した。私はTe Fiti になるべく、緑のドレスと水着のカバーアップを着て、造花の冠、そしてチュールの生地に造花の葉をとめて、緑のカツラにフェイスペイントで露出分を塗ることにした。

今週は ConnonをMaui にする準備のためにラボのみんなが順番に時間を使って作業だった。1)購入したマッスルシャツの上にタトゥーをペン書きする、2)腰ミノは外からヤシの葉を切ってきて作る、というのがプランだ。タトゥーは、映画のキャラクターをもとに、「電顕風、 Neuroscience 風、フロリダ風」にアレンジして、なかなかよく出来たんじゃないかと思う。そうそう、彼のアフロヘアは、約30分をかけて、ヘアジェルで頂上部を平たく押さえた。
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約1時間半で準備完了。緑のフェイスペイントを均一に塗るのは大変だった。大地の女神のはずなのに、「 Creepy」と言われる。。。いや、、まあ、、そうかも。
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今年も電顕チームのコスチュームは大笑いを呼び、映画のシーンを模して、はい、アクション!
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いろんな人と記念撮影。ダーリンも鮮やか緑のアロハシャツを着て、 Moanaストーリーの南国ムードをさりげなくサポート。
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緑のまま車で帰宅し、速攻でシャワーをあびた。ペイントは思ったより簡単に落ちたからよかったよかった。
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学校が5月半ばで終了して夏休みに入るので、MPFIではハイスクールインターンを受け入れている。その他にも、サイエンスを教えている先生のインターンシップもあって、今年も電顕室で1人の先生を受け入れた。Brittanyは Middle School でサイエンスを教えて7年という中堅の先生だ。2週間のインターンシップ期間に、電子顕微鏡の基本的な試料作製と観察を、自分の手で体験して、脳の構造について、細胞レベルで考えるという課題に取り組んだ。

固定した脳をスライスして、サンプルを樹脂に包埋し、それを超薄切片にして、染色して電顕で観察した。神経細胞とグリア細胞が違って見えること、ミエリンが層になっていること、細胞の中のオルガネラの見え方、こういう実体験をどうやって子供達に伝えるか、と彼女は期間を通して常に意識して取り組んでいたようだった。
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Brittanyのような先生に教わったら、子供達はきっとサイエンスに興味をもつに違いない。せっかくこういう熱意のある先生としりあったので、今後もなにか地域の学校教育に役立つような情報発信や、見学会のようなものを企画してもいいなあと思った。

2週間はあっという間に過ぎ、最後の日に記念撮影。まずは電顕の前、そして外でも。
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外で撮影中に、FoundationのBarbaraが「自分のオフィスから見えたんだけど」と外に出てきた。何かと思ったら、Connonの背が高すぎるから、「あなたはここに座って、2人ずつ脇に立って、こっちのアングルから撮ったほうがいいわよ」とアレンジしてくれた。
IMG_6677_convert_20170626211729.jpg 「そう!それでいいわ!」とOKが出た写真がこちら。あはは。
6月2日金曜日、MPFIでは Samのラボの門出を祝う会が開催された。朝から掲示板にラボ写真が出て、その日が来たことを知らせた。この研究所からSamがいなくなるっていうのは想像し難いけれども、、、現実なんだね。
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夕方の会を前に、会場の用意がされた。このケーキ、ちょっと、、、「だって Samだからね」という Admin Lady達と大笑い。
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ケーキの後ろにちょうどいいスペースがあったので、用意しておいた Sam ヨーダ人形を飾った。「Luckなんてものはない」というのはSamの格言の一つだ。
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そして、パーティーの30分前に、Samラボの人々がみんなで電顕室に来て、特別に注文した T-シャツに着替えた。「Wisdom of Sam」と題して、彼の日々の名言をラボのみんながまとめた逸品だ。いつでも大声で怒鳴り散らしているけれども、自分のラボの一人一人のことをほんとによく考えるよいボスだよ。みんな喧嘩しつつもよくわかってる。電顕室もSamのおかげで軌道にのったわけで、なんだかんだいいつつ楽しいコラボだった。
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一緒にIowaについていかない人は、殴る蹴るしましょうの図。
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会ではDavidが、MPFIの最初のグループリーダーとして着任したSamに感謝と、贈る言葉をジョークたっぷりに話し、Samも、自分のMPFIでの7年間の感謝をまとめた素敵なスピーチをした。しんみりするのはSamに似合わないけどね、やっぱりじーんとしちゃった。
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そして、ビールが追加され、Samのテンションもあがり、Debbieもほろ酔いで「赤いところを切らないと」とケーキを切り、S子さんはSamと写真を撮らないと!と特別ハグ写真撮影、に私も加わり、、、
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大騒ぎの送別会がフェードアウトしていった。
来週はラボの引越だ。Samとのコラボ論文をこれから年内に3報まとめる予定。 Good Luck Sam!!!!!!!!!!!!
先週のラボの一コマ。
Connonは新しいプロジェクトで、脳のスライスの共焦点顕微鏡の写真と、そのスライスを電顕試料として包埋した後の像を重ね合わせていた。大きなスライスだったので、途中で「割れた」とは聞いていた。でも、もとのスライスの形と血管の位置で写真を重ね合わせられるだろうか、という検討だった。集中してモニターにしばらく向かい合っていたら、「UGH--------」と声をあげた。
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壊れた2つの破片の真ん中が細かくくだけてなくなって、そしてそのなくなったところが一番大事な、目的の細胞がある場所だった。「 Why!?!? This is the life!」とうめく Connon の後ろから、Shaniが写真を撮らせろと乗り出し、スナップチャットでなくなった部分に丸付けて配信したらしい。うひゃひゃとはしゃぐShaniに、あ〜なんとでも言ってくれとConnon.。
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この2人は歳が一つ違いで、気があうようで、毎日、兄妹喧嘩のような漫才のような会話で笑わされてる。ShaniがEM ラボに来てもうすぐ1年の期間終了だ。5月からMedical Schoolに進学し、将来は脳外科になるのが目標の彼女。なんでも飲込みが早くて、器用だし、センスもいい。時々仕事が雑になるのが玉にきずだけど、外科医になったらそうはいかない、よね〜。あと3週間のラボ生活、寂しくなるなあ。
今週末はイースターだ。クリスチャンではないので宗教的な意味合いは別として、ウサギやひよこをモチーフにしたパステルカラーのお菓子やいろんなグッズは季節感があって、見ていてたのしい。コロラドに行った最初のイースターの時、Tom家のボーイズと一緒に卵の色付けをして、エッグハンティングもした。何だかよくわからなかったけど楽しかったので、S子さんにとっては折角の機会だからと思って、ラボでエッグハンティングを企画した。すでにキャンディーが詰まっているプラスチックの卵を買ってきて、朝早く行ってラボ内の引き出しや、装置の裏側にばらばらと隠し、イベントお知らせの貼り紙をした。
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みんなが出勤してきたら、貼り紙を見て、想像以上の好反応!卵探しにダッシュしそうな勢いだったので、「ちょっとまって〜!そうじゃなくて、今日仕事している間に、徐々に見つければいいんだよ!」と説明した。あーそういうこと?と少々不満げながらも、それぞれが仕事を始めた。が、「私は今日はほとんどコンピュータの前に座って解析してるんだから、不利だ!」とDebbieが言い出し、向こうで S子さんが「見つけた〜」という声を聞いたら、「ずるい〜〜〜〜!!!」と大騒ぎになった。ので、「オーケー、じゃあ、5分間の探索開始!」となった。

女性陣はそれぞれ卵を発見したのに、Connonは1個も見つけられずに、ちょっとふてくされ気味になり、それでも最後はみんな3個ずつの卵をゲットして、めでたしめでたし。想いっきり盛り上がった大爆笑のイベントになった。
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アメリカで育った人々は、卵探しに子供の頃の楽しい想い出があるんだろうね。

sunnystream

Author:sunnystream
ようやく立ち上がったMax Planck Florida Instituteの電顕室の運営が仕事です。フロリダでの日々の研究、生活、そして海について綴ります。

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